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【荷姿別】冷凍・冷蔵


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そもそも冷凍・冷蔵自動倉庫とは

冷凍・冷蔵自動倉庫とは、文字通り冷蔵環境や冷凍環境で保管品を収蔵するための自動倉庫システムです。生鮮食品や冷凍食品といった製品はもちろん、医薬品など厳密な温度管理や低温下での保管が求められる製品については、冷凍・冷蔵自動倉庫システムによって適切な保管環境づくりをすすめることが不可欠です。

冷凍・冷蔵自動倉庫が今注目されている理由

ECサイトの需要拡大

日本全国の名産品や有名店舗の料理などが気軽にお取り寄せできるようになった現代において、それらの食品や商品を適切な温度管理によって保管し、また消費者のもとへ運搬することは重要な課題とされています。

加えて現在はECサイトが普及し、インターネットを使えば24時間365日体制で買い物ができるようになったため、常に一定数の食品在庫やロジスティクスを総合管理しなければならなくなりました。このような時代の流れも冷凍・冷蔵自動倉庫システムの普及の一因といえるでしょう。

人員不足

ECサイトを始めとして、現在はそれぞれの店舗や工場なども独自の通販サービスなどを提供しており、日本全国で食品の保管やロジスティクスの管理といった業務が拡大しています。

一方、そういった業務に携わる場所が増えたため、現状は業界全体で慢性的な人手不足になっていることも事実です。

冷凍・冷蔵自動倉庫を導入すれば、システム化によって人手不足解消を目指すことができます。

冷凍・冷蔵自動倉庫を導入するメリット

作業環境の改善が見込める

冷蔵庫や冷凍庫の中で作業するにあたって、低温下での作業を避けられないという点は重要なテーマです。

食品や医薬品の管理に適した冷蔵温度・冷凍温度は人体にとって厳しいものである場合が多く、長時間の作業は心身にとって大きな負担となります。

冷凍・冷蔵自動倉庫システムを導入することで、そもそも過酷な環境での作業を軽減できることはメリットです。

作業効率がアップする

業界全体の人手不足や、過酷な環境における作業など、業務を総合管理する上で進捗や工期に悪影響を及ぼしかねないリスクは色々とあります。

しかし、冷凍・冷蔵自動倉庫システムを導入して業務全体をシステム化したり、各種機器と連携させて工場全体のオートメーション化を実現させたりできれば、そもそもマンパワーによって作業しなければならない工程や時間を削減できます。すると結果的にヒューマンエラーが減少して作業効率も上昇するでしょう。

デッドスペースを有効活用できる

人間が作業する場合、利便性や安全性を考えて倉庫や棚の高さには一定の上限があります。しかし、自動倉庫システムでは棚の高層化が可能になるため、天井部分などデッドスペースとなっている空間を利活用することが可能です。

高所に保管している商品もシステムが自動的にピックアップして搬送してくれるため、作業中の従業員の落下といったリスクが解消します。

冷凍・冷蔵倉庫の温度帯・区分

冷凍・冷蔵自動倉庫システムを導入する理由は、保管品に対して適切な温度管理を行うためです。言い換えれば、保管品ごとに適温環境の条件が異なっているため、それぞれの条件に合わせて温度を設定しなければなりません。

冷蔵倉庫は10℃以下

一般的に「冷蔵倉庫」と呼ばれる倉庫では、保管品に対して倉庫内が常に「10℃以下」である環境を実現します。

常温や高温下では薬品が傷んだり、食品が腐敗したりしやすいといったリスクを軽減しつつ、保管品が凍結してしまわないといった温度条件となります。

なお、システムによって温度の調整機能などに差が生じることもポイントです。

冷蔵倉庫はマイナス20℃以下

マイナス20℃以下から、冷蔵倉庫としての温度区分が「F級(フローズン)」となります。つまり、一般的に「冷凍倉庫」はマイナス20℃以下をキープできる倉庫システムとなります。

ただし、冷凍倉庫はさらに低温環境を実現することも可能であり、重要な点はあくまでも保管品に対して適切な温度を実現することです。

冷凍・冷蔵の自動倉庫を導入するには

冷凍・冷蔵の取扱いと保管は、できる限り人手ではなく、機械にまかせたほうが、事故の防止となります。

冷凍・冷蔵の保管に関する自動倉庫は、豊富な知識と経験を持つメーカーに依頼しましょう。

冷凍・冷蔵の自動倉庫の導入事例

冷蔵・冷凍の物流は、多頻度小口出荷・日時管理・省エネ・作業環境の改善などが求められます。

低温物流を自動倉庫化した導入事例を見ていきましょう。

株式会社フランソア

冷凍・冷蔵の自動倉庫の導入事例

冷凍環境下での自動化を実現し、倉庫外での入出庫やピッキングなどの作業が可能となりました。さらに、冷凍倉庫内の在庫管理をリアルタイムで行うことができます。入荷から出庫まで、在庫管理コンピュータがバーコードを処理し、商品のアイテム、数量、日時、ロケーションなどの情報を即座に取得し、冷凍庫内の商品の動向をリアルタイムで把握しています。

明治油脂株式会社

冷凍・冷蔵の自動倉庫の導入事例

群馬で同様の『MESとWMSを連動させた施設』を導入した実績があり、その実績を買ってIHIを採用しました。

検査に3日程度かかる為、導入後は、最終検査まで自社倉庫内で確認可能となり、品質管理の課題が解決しました。

システム全体で大幅に省力化が出来ました。

参照元:IHI物流産業システム公式HP(https://ihi-logistics.com/cases/detail/17)

日本赤十字社北海道ブロック血液センター

冷凍・冷蔵の自動倉庫の導入事例

AGVの導入で搬入搬出作業が自動化され、作業量の軽減とともに効率的な作業が可能となりました。

既存設備を活用するために零下30℃で動作可能なAGVを選択し、作業員が低温設備へ入室する必要がなくなり、労働環境が向上しました。

在庫管理コンピュータにより、保管間違い等の重大な人的過誤を防止することで、より確実な保管管理が実現できました。

参照元:IHI物流産業システム公式HP(https://ihi-logistics.com/cases/detail/16)

日本生活協同組合連合会鳥栖冷凍流通センター

冷凍・冷蔵の自動倉庫の導入事例

鳥栖冷凍流通センターは、異種荷姿ケース自動倉庫「冷凍シャトル&サーバ」、高速自動仕分け機・「冷凍オーダマチック」を核として、循環トレーにICタグを取り付け、ピース単位の高精度、高速自動仕分けを行なっています。

冷凍環境(-25℃)下での人手作業をなくし、気温5℃での人手の作業効率を飛躍的に高め(30万ピース/日)ました。優れた品温管理と人にやさしい-。真に、先端を行く冷凍流通センターと言えます。

参照元:IHI物流産業システム公式HP(https://ihi-logistics.com/cases/detail/4)

赤城乳業株式会社本庄千本さくら『5S』工場

冷凍・冷蔵の自動倉庫の導入事例

当社は、年間150~200の新商品を開発し、全国に提供しています。したがって、生産・物流共にフレキシブルな対応が求められます。

IHI物流システムの導入により、機械化によるトレーサビリティの確立・従業員の作業軽減を実現することができました。

また、自動化により、今まで以上の生産・出荷のスピード化を実現することができました。

参照元:IHI物流産業システム公式HP(https://ihi-logistics.com/cases/detail/2)

株式会社西川大原工場

冷凍・冷蔵の自動倉庫の導入事例

入出庫の作業指示書の入力作業は、すべて事務所で行われ、現場での入出庫作業の入力は最小限に抑える事ができました。

現場作業者は、事務所から出された指示書により、即座に入出庫作業ができるようになりました。

IHI自動倉庫の導入により、作業が飛躍的に効率化され、格段に効率化しました。さらに、現場の作業環境が飛躍的に向上しました。

参照元:IHI物流産業システム公式HP(https://ihi-logistics.com/cases/detail/1)

得意な製品と荷姿で探す
おすすめ自動倉庫メーカー3選

冷凍・冷蔵の自動倉庫の導入事例がある会社

西部電機

西部電機では複数の自動倉庫プランが用意されており、冷凍・冷蔵自動倉庫についても「冷凍対応スタッカクレーン」システムが提供されています。

これは、マイナス25度に達する作業環境下でもスムーズに作動する立体自動倉庫システムであり、作業員の業務負担を軽減すると同時に、商品管理の正確性を高めます。

搬送対象となるアイテムの幅が広い上、コンベアなどの関連装置や機器についても冷凍仕様に対応してもらうことが可能です。

西部電機の自動倉庫
について詳しく見る

IHI物流産業システム

IHI物流産業システムではクレーンとラックを一体化することで立体的な保管システムを実現しており、床から天井まで倉庫の空間を有効に活用できる自動倉庫が提供されています。

タッチパネルやバーコードリーダといった操作機器で簡単にコントロールできる上、入出庫作業を全てオートメーション化できるため、作業効率を向上することが可能です。また、在庫管理について先入れ・先出しを標準仕様で行ってくれることも見逃せません。

IHI物流産業システムの自動倉庫
について詳しく見る

住友重機械搬送システム

様々なタイプや取扱品に応じて、それぞれ適切な自動倉庫を提案してくれる点が特徴です。冷凍・冷蔵自動倉庫については、取り扱っている商品の性質に合わせて的確に管理プランを提案してもらえ、運搬はもちろん、在庫管理や入出庫といった作業をまとめて自動搬送で制御してもらうことができます。そのため、業務の効率を高められる上、作業員への負担を減らして厳しい作業環境における省人化を積極的にサポートしてくれることが魅力です。

住友重機械搬送システムの自動倉庫
について詳しく見る

ダイフク

ダイフクでは、冷凍・冷蔵自動倉庫に適した自動倉庫として、パレット自動倉庫「コンパクトシステム」が提供されています。パレット単位の重量物保管に向いており、冷凍倉庫としてだけでなく危険物倉庫としても活用することが可能です。

また、大規模な保管環境を構築したい場合、建築物とラックが一体化したビル式立体自動倉庫も利用できます。

これらの他にも様々な自動倉庫があり、目的に合わせてプランを相談できることがポイントです。

ダイフクの自動倉庫
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三菱ロジスネクスト

京都府に本社を構える三菱ロジスネクストは、1937年の設立以来、85年にわたって様々な自動倉庫や管理システム、関連製品などを提供してきました。また、東京証券取引所において1部上場企業となっています。(2021年3月31日時点)

物流業界の老舗として認知される三菱ロジスネクストでは、自動倉庫「キャスパック」シリーズを展開しており、マイナス30度の冷凍・冷蔵にも対応できる「冷蔵庫タイプ(-30℃対応)」もラインナップされています。

三菱ロジスネクストの自動倉庫
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村田機械

村田機械では冷凍・冷蔵自動倉庫についても専用の自動倉庫プランを提案してもらえるため、適切にメリットを追求できることが特徴です。

ラックとクレーンを融合させたシステムに加えて、シャトル式自動倉庫やガントリーロボットタイプ自動倉庫などがあり、さらにコールドチェーン向けのシステムインテグレーターがラインナップされています。例えばIoTソリューション「Muratec E-LOGICS」を活用することで、作業員が庫内に入らなくても温度管理を行えます。

村田機械の自動倉庫
について詳しく見る

【製品・荷姿別】
自動倉庫メーカー3選
重量物、長尺物、
危険物など
特殊なものを扱う企業向け
西部電機
西部電機のイメージ画像

引用元:西部電機公式HP
https://www.seibudenki.co.jp/

  • 国内初※1の自動倉庫固有技術を開発したノウハウで長尺物、吊上げ荷重19tを超える重量物にも柔軟に対応
  • 冷凍冷蔵、危険物など特殊な製品にも用途に合わせた専用のクレーンで自動化を実現。
実績のある主な業種
金属・機械製造
食品・飲料製造
製紙・印刷
納骨堂

公式HPから現場に合わせて
カスタマイズできる
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原材料、食品、配送品など
大量の定型物を扱う
企業向け
ダイフク
ダイフクのイメージ画像

引用元:ダイフク公式HP
https://www.daifuku.com/jp/

  • 売上高がマテリアルハンドリング企業で世界一位の実績で多くの物流製品を自動化。(2024年2月時点公式HPより)
  • 海外拠点にも自動倉庫を提供し、国内外の流通を支援
実績のある主な業種
物流
食品・飲料製造
eコマース
自動車

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自動倉庫の実績や特徴を
確認

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半導体機器、電子部品など
クリーンルームが必要な
ものを扱う企業向け
村田機械
村田機械のイメージ画像

引用元:村田機械公式HP
https://www.muratec.jp/

  • 半導体の製造工場向け搬送システムの特化した分野で30年以上の実績
  • クリーンルーム用の各種搬送システムや保管設備などのクリーンFAシステムを提供。
実績のある主な業種
半導体
液晶パネル製造
機密機器
医薬品製造
化粧品

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クリーンFAシステムの
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※Googleで「自動倉庫」または「自動倉庫 メーカー」と検索した結果から、自動倉庫システムの提供事業を営んでいる42の会社を調査。導入実績の掲載が公式HPにある14社をピックアップ。その中から下記の条件で3社を選出。(調査日:2024年2月22日)
西部電機:調査した会社の中で特殊仕様に合わせたクレーン数が最多。目的に合わせて自由にカスタマイズ可能
ダイフク:物流配送の導入事例数が最も多く、マテリアルハンドリング業界で売上高世界1 位(2024年2月時点)
参照元:ダイフク公式HP(https://www.daifuku.com/jp/company/news/2023/0516_01/)
村田機械:調査した会社の中で半導体製造において唯一クリーンルームの製造から管理配送までワンストップで対応
※1 参照元:西部電機マテリアルハンドリングシステム

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